2012年5月31日木曜日

デリデリデリー1

プシュカルから夜行バスで10時間ちょい。
インドの首都デリーに到着です。

どこだかわからないバスターミナルに降ろされたので、町の中心部にいく足を探しました。
すぐに見つかる路線バス。
4年前とは比較にならない程便利で奇麗なバス!とR氏
今なお続くデリー生活に欠かせないです。

目星をつけていたネットの使える宿にチェックイン。
共同シャワー、トイレだけどとても清潔!
何より気に入ったのが、部屋のナンバープレートがなぜか「オフィス」。
他の部屋は201とかなのに・・・。
こういう間抜けな感じが大好きなので、この部屋に即決。

ようこそ。RKのオフィスへ。
のんびりしてからお散歩へ。
レセプションの前を通ろうとしたところ、前を歩いていたR氏が笑い崩れた!!
何事かと思ったらそこには・・・Hくん?!
アグラでお別れをしたHくんがいました。
ということで、チームインド再結成。

ながーーーーいデリー生活の始まりです。

by K

2012年5月28日月曜日

プシュカル

アグラからバスを乗り継いで10時間ちょい。
バス故障のため、1時間くらいの停車もあったのでもっと早くつけたのかも。
プシュカル湖で有名なプシュカルへ。

ここにはくるつもりは全くありませんでした。
ネパールで漫画を読んでいたら、プシュカルがでてきたので行ってみたくなってしまいまして・・・
矢沢あい先生の「天使なんかじゃない」にでてくる、晃が将司と再会した場所です。
これは行かなくては!と思い、急遽行くことにしました。

小さな湖を中心に町ができています。
ここもヒンズー教の聖地だとかなんだとか・・・
このあと雨に降られました。

漫画でみた景色。こんなだったよね?

湖で沐浴。晴れてると気持ちいい!


ここもやはりシーズンオフ。
観光客は少なめ。
のんびりと観光できました。
というほど、見所はないけど。
ここの子どもたちは外国人が好きらしく、握手を求めてきたり、名前を聞いてきたり、手をふってきたり。
有名人になった気分が味わえます。
インドに入ってから「一緒に写真を撮ってくれ」というお願いがかなり増えました。
アジア人珍しいのかな??
日本人も韓国人も多いはずなんだけど・・・
これも有名人気分味わえます。

この町は私好みの色であふれてました。
青とかパステルカラーとか。

青な町並み。
電線ごちゃっと。
らくだって意外とでかい。恐竜かと思った。
by K

2012年5月25日金曜日

アグラ

だらだら過ごしたバラナシにお別れ。
今回の移動はものすごく楽でした。
寝台で一眠りしたら、あっという間に次の町アグラ。
自分の席がちゃんとあるってなんてすてきなことだろう。

アグラといえばタージマハル。
それだけしかない!と言っても過言ではないでしょう。

楽しみにしていたタージマハル。
ここでまさかの、R氏行かない発言。
「4年前にきたことあるからいーや」とのことです。
一応、ハネムーンなんですけど・・・

というわけで、Hくんと2人で観光してきました。
宿からお土産物ストリートを通り、タージマハルの入場口へ。
高い入場料を払ってチケットゲット。
地元料金の75倍?のツーリスト価格。(1人分の入場料=2人の1日分の予算)
Hくんはインド人料金で入れるんじゃないかと思っていたのですが、ヒンディー語で話しかけられ返答できず、外国人だとわかってしまいツーリスト価格を請求されてました。
ということは、混んでたりしたら地元料金で入れたのか??

そんなこんなで入場。
きれいな赤い門がでてきました!

ドーンと白い玉ねぎ見えた!

タージマハルだー!!!
白い!きれい!左右対称!暑い!!!

思ったよりインド人だらけでした。
もっと、いろんな国の人がいるかなーって思ったんだけど。
世界遺産だしね。

建物の部分は土足厳禁。
予め渡されていたシューズカバーをはめて見学します。
ビーサンの上にかぶせるとまぬけ。
タージマハルは昔の王様のお墓らしいですね。
建物入ってすぐに二つの棺が並べられています。
王様と王妃様。
タージマハルは王妃様のお墓として作られた建造物らしいです。
王様は黒タージマハルを建設しようとしていたのですが・・・
なんやかんやあって建てられなかったようです。

左右対称の神経質な建築物。
自分が大工だったら到底できないです。
いくら王様の頼みであってもお断り案件です。

みんなここから写真を撮っていたので真似してみる。
こんな感じに撮れました!

タージマハルで一目惚れしたお土産。
タージマハルのスノードーム。
ミニミニサイズのスノードーム。
よくよく選ばないと、斜めになっていたり、ゆがんでいたり、なぜか色がついてしまっていたり。

さてさて、この地で3人旅は終了。
Hくんはジャイプルへ。
我々2人はプシュカルへ。
ダージリンからアグラまでのチームインド解散です。

宿の屋上でビール飲みながら解散式。
なんだかんだ言って、いつも飲む理由を探していた3人旅でした。
この町のビールは安かったな。
黒ビールみたいなお味でおいしかった!お気に入り。
by K

2012年5月21日月曜日

バラナシデイズ4

インドっぽいものを買おう!
ということで、私が買ったインドっぽいものたち。
定番のビンディ。
ネイルアートに使ったり、携帯に貼ったりしたらかわいいかな??

ビンディとガネーシャシール。
マトリョーシカ。
このインドマトリョーシカは、ネパールで夕飯をご一緒したご夫婦のブログに出ていたもの。
一目惚れして真似して買っちゃいました。
インド人の女の人とガネーシャ。

世界中のマトリョーシカを集めたい・・・

いらない荷物やお土産が増えてきたので、荷物を日本に送ることにしました。
郵便局に入って送る物の検査を受けようとすると、係のおっちゃんに「そんなのいいよ。梱包してもらって。」と追い返されました。
さすがインド。ゆるいな。
郵便局のお向かいで荷物を梱包してもらいます。
段ボールを白い布で包んで縫い合わせ、最後にろうそくのろうで閉じます。
梱包屋さんいわく「これで誰も開けられないよ」とのこと。
最後に白い布に住所を書いて出来上がり。

右に座っているおじちゃんは野次馬。

真剣に縫い合わせるおじちゃん。

ろうを溶かして印をつきます。

出来上がりの箱を持って、再度郵便局へ。
待ち構えていたゆるいおっちゃんが、全て手続きをしてくれました。
ものすごーく親切。
最後に法外な料金とられるんじゃ・・・と心配していたんですが、そんなことは一切なく、郵便局の外までお見送りしてくれました。
インド人ってこんなに親切なの?
郵送料も思ったより安かったです。

バラナシでのミッションは全て終了。
まだまだ3人のインド旅は続きます。

by K

バラナシデイズ3

3人で何をすることもなく過ごしたバラナシでの一週間。
暑かった。
早朝のひげ剃り屋さん。
とりあえず火葬場見学。
一番有名なところではなく、小さいほうの火葬場。
宿の屋上からいつも見えていた炎。
近くで見ると・・・
うーむ。なんとも言えません。

ガンジス川クルーズ。
といっても、ボートで向こう岸に渡るだけ。
なにもないところでした。
対岸は宿屋お寺がたくさん建っているのにね。
ボートの上で見る夕日はきれいでした。

バラナシの町に沈む夕日。

なにもない対岸。

早朝の沐浴。
朝5時半に起きて、お散歩しつつ見学。
ぼんやり見ていると「祈ってあげるからこっちこい!」とインド人の祈祷師に招かれる。
なにやら祈ってくれて、ひたいに赤い染料をぺとっと塗られた。
そして「お布施しろ!こんな金額じゃ安すぎる!もっとだ!」とお決まりの攻撃。
R氏が戦っているのを、これまたぼんやり見てました。
ガイドブックでよく見るぼったくり祈祷師だー。


早朝の沐浴。
初めてのお使いシリーズ!
今回は一人でガンジス川沿いのチャイ屋さんへ。
川を眺めてレモンティーをぐびり。
インド人にも、さほどからまれず。
のーんびり。


お散歩シリーズ。ガンジス川にて。
by K


2012年5月14日月曜日

バラナシデイズ2

「オレンジデイズ」の主題歌、ミスチルの「Sign」が頭から離れない今日この頃。
インドとミスチルって、すごい組み合わせだと思います。

いろんな人が「インド人はうざい!」と言いますよね??
思ったよりうざくなくてびっくり。
オフシーズンだからかみんなのんびりしてるんですかね。
町を歩いていても、日本語で話しかけられるくらいで全然問題ないです。
まだ、一人ではそんなに歩いてないからか??
いつもR氏、Hくんと3人で行動してます。
ちなみにこのメンズ2人、日本人に見られてません。
インド人かネパール人。
R氏いわく「最強の虫除け」。

インド人もぐったり。

この町をうろうろしていると、いろいろないけない物を売ってくる人たちがいます。
我々3人は興味がないので、いつもお断りをしているのですが、これだけは聞き逃せない!!

「さけ」

この一言が聞こえた瞬間、みんなの首がぐるんと売人に向きました。
だって、インドに入ってから1回も飲んでないんだもん。
インドではお酒もあまりよろしくないもの。
なので、こっそり売りつけてきます。

「冷えてなかったらお金いらないから」

と強気のビールの売人。
彼におまかせしてビールを待っていると・・・
暗くて細い道でこっそりと袋のやりとりをしている彼が見えました。
インド人にとっては、本当にやばい物。
映画で見る闇取引みたいだー!
こっそりとお金を払って、ビールゲット!!
宿の屋上でキンキンのビールを3人でいただきました。

キンキンのビール様。お久しぶりです。

月見酒♪まんまるお月様。
このビールの売人。
町のいたるところで見かけます。
会うといつでもビールを売りつけてきます。
誘惑に負けてまた買ってしまったり・・・

by K

バラナシデイズ1

今朝ふと思い出したのは「オレンジデイズ」というドラマ。
大学のとき流行ってたなー。

1週間程度バラナシでのんびりしようという企画。
のんびりというかぐったり。
だって、暑いんだもん。
停電したりするからファン(扇風機)止まるんだもん。
すっごい暑いんだもん!

道を通せんぼする牛様とR氏。

というわけで、観光はあまりしていません。
宿の共用スペースでネットしてます。

今泊まっている宿は有名な日本人宿「久美子の家」。
なのですが、現在日本人は3人。
中国人、韓国人、多いです。そして、少しの欧米人。
着いた当初は日本人がそこそこいたのですが、一気に出ていき結局我々3人です。
部屋からガンガーが見えるナイスロケーション。

宿からの眺め。ガンジス河が見えます。


朝8時になると宿の人が「あしゃごは〜ん!ぶれくふぁすと!みんふぁー!」といろんな国の言葉で起こしてくれます。
で、共用スペースで朝食をとってネット。
お腹がすいたら昼食。
そして、ネットして夕飯。

怠惰!!

犬も沐浴。おとなしく水に浸かってました。


夕方はガンガー沿いにあるおいしいチャイ屋さんでレモンティーを飲みながら、ぼんやり河を眺めます。
贅沢な時間。
あっついけど!!

観光しなきゃということで、毎晩やっているお祈りを見に行きました。
なんだかよくわからなかったけど。

大勢のインド人が集まる。
選ばれしイケメンが踊ります。
そんな感じでゆっくりと時間は流れてます。
これで暑くなかったらなー。

by K

2012年5月12日土曜日

バラナシへ2

毎日毎日43度前後をキープしているバラナシ。
暑くて宿を出るのがためらわれます。
・・・で、絶賛ひきこもり中。

さて、我々はニュージャルパイグリからパトナという町に移動しました。
バラナシまで列車で4時間程度の町。
過酷な移動で疲れた我々3人はとりあえず宿探し。
が、この町すごく暑い。
ダージリンでダウン着込んでたのが懐かしい。
ガイドブックに載っている安宿街にとりあえず向かい宿探し。

ところが、全ての宿が満杯。
10件くらい立て続けに断られました。
そんなにこの町に人はいないだろ!
残り1件の宿は空いているけど高い。
さー、どうしよう。

よくよく宿を観察してみると部屋があると言ってきた宿だけ「外国人泊まれます」という表記が・・・
ガイドブックにも乗っている安宿街。
外国人が泊まれなくなっている模様。
さすが、調査を全然しないと有名な某ガイドブック!

外国人が泊まれそうな高級ホテルに入って、受付の人に安宿を聞いてみることに。
エアコンが効いているレセプション。
ここは天国だー。
事情を説明したら、荷物を置かせてもらえるとのこと。
ロビーに3人分の荷物と暑さでばてばてな私を置いて、R氏とHくんは宿を探しにいってくれました。
ありがたや。

涼しい天国で待つこと1時間。
安宿が見つかったので、そこに向かうことに。
が、行ったらもうお客さんが入ってしまったのでまた宿探し。
安宿のおっちゃんが教えてくれたホテルにとりあえず向かってみました。

ついたところは駅横のホテル。
ドアマンいるし、レセプションはエアコンついてるし、お客さんがスーツっぽい人多いし。
値段を聞くと3人一緒の部屋だったら払えないこともない。
というわけで、この高級ホテルに決定。
エレベーターマンとかもいたりして、高級感あふれるホテルでした。

翌朝、いいホテルに泊まって英気を養った3人は、インド人が長蛇の列をなす切符売り場に並んでいました。
今回の移動は4時間程度なので、座席指定のない普通車(セカンド)に乗ることに。
なんの問題もなく切符を購入して、ホームに向かい電車を待って乗り込もうとしたのですが。

激混み!!
インド人が溢れ出しているセカンド車両。
どうがんばっても自分たちが乗るのは無理。
あせりながら乗れそうな車両を探してみるも、どこの車両も同じ状態。

しかし一つだけ乗り込めそうな車両が!
貨物車両です。
貨物専用だから窓はない。
座れるところは、鉄でできている棚の上。
仕方がないので乗車。

暑いし、手持ちの水は少ないし、暑いし、インド人で込み合っているし、暑いし・・・
蒸し風呂状態でパニックを起こしかける私。
R氏が必死に新聞紙で仰いでくれていて、それだけが救いでした。

貨物車の中。

むし暑い貨物車両に乗車して4時間。
あと一つでバラナシの駅!というところで、貨物車両に軍隊の人が棒を振り回して乗ってきました。
たぶん、彼は怒っている。
薄々気づいてはいたけど、貨物車に人は乗ってはいけないようです。
クモの子を散らすように逃げていくインド人たち。

仕方がないので私たちも降りて、セカンド車両に乗ろうとしたのですが無理。
まだインド人であふれている。
どうがんばっても乗れないわ。

一駅なのでどこでも乗っちゃえ!
と、飛び乗ったところが1等車。
エアコンでひんやりした車内。
ここは天国かー。

車内販売のおっちゃんからチャイとかを買ってまったり。
そうしたらばったり乗務員に鉢合わせて、また怒られる。
100%我々が悪いのでなにも言い逃れはできません。
インドなまりのひどい英語だったので、なにを言っているのか全く聞き取れず、おろおろしていたら見逃してくれました。
よかった。

こうして、我々3人はなんとかバラナシにつくことができました。
今は滞在6日目。
ひたすらのんびり過ごしています。
なにしろ暑くて昼間は動けません。

by K

バラナシへ1

ダージリンからシリグリまでジープで戻ります。
運転がへたくそなのに、音楽の選曲だけは厳しい運転手のお兄ちゃん。
久しぶりに車酔い。
そして、エンジンから煙が出てストップ。
同乗のインド人のおっちゃんが「エンジン イズ バーン」と言われ慌てる私。
R氏の「エンジンは常に爆発しているものだから・・・」という冷静なツッコミ。
車は10分程停車して、何事もなかったのように走り出しました。

みんな困ってます。
無事シリグリに到着。
そこから乗り合いリキシャでニュージャルパイグリ駅まで。
早く着きすぎたのでウエイティングリストはまだ張り出されていない。
夕飯をとりながらぼんやり待ちまして、とうとう結果発表!
掲示板に用紙が張り出されます。
受験の合格発表みたいです。

掲示板を見るR氏。

自分の名前を探して・・・
結果!
補欠合格でした。
ウエイティングのウエイティング。
ここからまたキャンセルがでれば乗れる・・・という何ともあいまいな結果。

R氏も初体験のウエィティングのウエイティング。
(ちなみにR氏はインド2回目、Hくんと私は初めて)
どうしたらいいかを駅員に聞くと「電車に乗って駅員に聞け。」とのこと。
席がないのに電車に乗っていいんかーい!

この切符をキャンセルするか、予約のいらない席に乗り込むか(座れるかの保証なし)、それともウエイティングのウエイティングに挑戦するか。

駅のホーム。意外ときれい。


3人で迷った結果、ウエイティングのウエイティングに挑戦することに。
目的の電車がホームに入ってきたので、駅員を捜し始めました。
・・・なかなかいない。
手分けして探してなんとか見つけるが「好きな車両に乗って待ってて。」と言われる。
なんだそれ!

適当な車両に乗り電車は発車。
しかたがないので、トイレ脇で3人で待機。
座席に座っている人たちが、手招きしてくれて席に座らせてくれたので車両に移動。
ようやく駅員が来たので、切符を見せるもまだウエィティングとのこと。

3人の荷物。

どうしようもないのでそこで待機。
空いていた席があったので人がくるまでそこにいさせてもらうことに。
Hくんはそのままトイレ脇で待機をしてくれて、R氏と2人でスリーパーに横にならしてもらいました。
一人用のスリーパーなので狭い。
お互い頭の位置を逆にして寝てみたけれど・・・暑いし狭い!!!
でも横になれているだけありがたいことです。
少しウトウトしていると、インド軍のかたが登場。
びっくりしていると、私たちが座っていた席は軍隊の方の席ということ。
どこうと思ってたら「寝てなさい」って言ってくれた。
・・・優しい、そして適当??

朝起きて席が空いたのでHくんもスリーパーに寝かせてもらえることに。
みんな親切だなーと思っていたら、そばにいたほとんどの人がスリーパーの下のクラス(セカンド)のチケットしかもっていないようでした。
早朝、乗務員にものすごい勢いで怒られていて、罰金を支払っていたみたいです。

堂々と自分の席のようにふるまっていた家族。
ちょっと続く・・・
by K

2012年5月9日水曜日

ダージリン

シリグリからジープで4時間。
ひたすらくねくね山道を攻めると出てくる町。
お茶の町、ダージリンです。

駅の看板かっこいいから好き!

標高が2000m弱はあるので、とにかく寒い。
寒さに弱いR氏はダウンを着込んでいました。
ここはインド人のお金持ちが避暑地として遊びにくる町らしく、インド人ツーリストで町はにぎわっていました。

とにかく過酷な旅の疲れを癒すべくのんびり過ごしました。
ネットやったり、お昼寝したり。

雨が多い時期らしく、お茶畑に遊びにいったときはずぶ濡れ。
雨嫌いR氏のご機嫌は盛大に斜めに!!

お茶工場

お茶の葉きれい。


お茶畑と町並み。

期待して行ったお茶畑(工場も併設)。
景色はきれいでしたが、工場は残念な感じでした。
ひましてるおっちゃんたちのお小遣い稼ぎの場らしく、ガイドするから金払え攻撃が軽くありました。
R氏が華麗にお断りしていたのですが、おっちゃんの言い草が適当すぎて面白かったです。
さすがインド?!

この町でばったり再会したHくん。
成都で同じ宿で、一足先にチベットへ向かったチームの一人。
バラナシまで一緒に向かうことになりました。
またまた、学生さん。

3人でバラナシまでの切符を買いにダージリン駅へ。
R氏が「切符購入は一大イベント。1日はかかる。」と言ってたとおり、かなり大変でしたよ。
切符を売る係員はなぜか片手でパソコン打ち込み。
やけに丁寧・・・というか遅い!
みどりの窓口のお姉さんを派遣したらどんなことになるんだろ・・・
そして、右から左から後ろからインド人は入ってきます。
油断してるとなかなか買えない切符。
なんとか購入するも、席が混んでいてウエィティングに。
40番目くらいだったのでいけると踏んで、その電車で行くことになりました。
(ウエィテングとは、指定席が埋まっているので当日キャンセル待ちのドキドキな切符)

というわけで、次回「ウエィティングリストに名前が?!編」に続く。

あ、ダージリンはトイトレインという小さい列車が走っています。

線路幅はかなり狭い

移動するにはちょっと時間がかかりすぎるので、乗るのは諦めたんだけど・・・
たぶん、江の電と箱根登山鉄道を足して2で割ったような鉄道なんだと思う。

大迫力に見えて

実は小さいんです。

by K

2012年5月5日土曜日

5月1日

無駄に引っ張ってみました。
バス停に向かい我々を迎えた事実とは。
5月1日はメーデー。
日本ではあまりなじみがないのですが、ストライキが起きやすい日とでも言っときましょうか。
バスが全て動いていませんでした。
この町から出れない?!
断水と停電がしょっちゅう起こって、部屋は蚊だらけ、たまにGキブリもでる。
そしてなにより暑い!
もう一泊だってしたくない!!

よく見るとすごい電線。

そんな途方にくれた私にR氏が一言。
「まだ朝7時じゃない。ヒッチハイクで行けるとこまで行こう!!」

希望にみちあふれ、なんかちょっとふっきれた笑顔で誘われました。
次の日になってもバスが動く保証はないので、ヒッチハイクで行けるところまでいくことに。

とりあえずトラックを捕まえてみたのですが、トラックの運ちゃんと話が通じず。
困っていたら野次馬していた一人に「スクールバスが来るからそれに乗って少し進めば?」と誘ってくれました。
話を聞いてみると彼は医学生。
大学のスクールバス乗り場に向かっているところ、我々を発見して声をかけてくれたみたい。
いろいろ話を聞いてみると、この地域はネパールでもストライキがさかんな場所らしく、下手するとこの状態が1週間くらい続くかもしれない・・・とのことでした。

30分程歩いてスクールバス乗り場に。
途中、道の真ん中でタイヤを焼いている若者たちがいました。
みんな木の棒を振りかざし、なにやら大声で怒鳴っていました。

こんな感じで燃えてます。


スクールバスが到着し、若者たちがいない隙にバス発車。
乗車拒否をされて、乗り込むときにバスが発車したので、走りながらしがみついてなんとか乗せてもらうことに成功。
バスに乗り一安心。
町から少し離れた大学に到着。
ここからまたヒッチハイク開始です。

なかなか通らない車。

医学生の彼はずっと我々につきあってくれて、朝ご飯までおごってくれました。
どんだけ親切なんでしょう。
ストライキのせいか、なかなか車が走ってこない。
1回ご飯休憩をはさんで、再度挑戦。
開始直後に車が走ってきたので、手を振って止めてみる。
止めてから気づいたのですが、その車はパトカーでした。
そして、あっさり乗せてくれた!
医学生の彼もとことん付き合ってくれるらしく、一緒に車に乗ってくれました。

美味しい朝ご飯。

パトカーに乗って快適に移動・・・と思いきや、無線に連絡が入り現場に急行することになったらしく途中で降ろされました。
次の町まであと少しだったみたいなので、そこから歩くことに。
炎天下を40分くらい。
バックパックかついで歩くのかなりきつかったです。

やっと町に到着し、そこにはバスが止まっていました。
念願のバス移動!
カーカルビッダまでは行かないものの、途中までは移動できるのでそのバスに乗ることに。
医学生の彼はこの町に家があるらしく、家に招待されたのですがいち早くインドに向かいたかったのでそこでお別れしました(ビザが切れそうだったのです)。
本当に優しくていい人でした。

そこからバスをうまく乗り継ぐことができ、その日のうちにインドの国境を越えることに成功しました!

念願の国境です。

しかし、国境を越えたあたりで雨に降られ、国境の町で宿を探すも見当たらず、びしょぬれになりながら乗り合いジープを探し、次の町まで移動して宿をなんとか見つけました。
宿で一息つけたのが21時。
朝6時半からの移動だったので、2人ともぐったり。
朝ご飯しか食べてなかったしね。
この移動で2キロくらい痩せたんじゃないかと勝手に思っています。

by K