2012年10月7日日曜日

ケルンな日々2(ボンと音楽な1日編)

ケルンから電車で30分くらいの場所にある小さな町。
ボン。
クラシック音楽好きなら誰でも知っている町だと思います。
そして、知る人ぞ知るHARIBOグミ発祥の地です。
「ハ」ンス・「リ」ーゲルという人が「ボ」ンで始めた会社。
頭文字をとって「ハリボー」となったそうです。

私の一番好きなお菓子は、ハリボーのグミです!
ということは、ベーカー街に続く私の聖地です。

HARIBO熊のキーチェーン

まずは、シューマンのお墓参りから始めます。
ここボンはシューマンが亡くなった土地でもあり、ベートーベンが生まれた土地でもあるのです。
ぞわぞわーっとするお墓の雰囲気。
早足で探すとすぐに見つかりました。
シューマンとその妻クララのお墓。
シューマンは偉大な作曲家でしたが、だんだんと精神を病み、デュッセルドルフのライン川に身を投げ自殺未遂、その後ボン近郊の精神病院に収容されたそうです。
クララは大変だったろうなと思いながらお墓参り。
彼女はピアニストでもあり作曲家でもありました。
小さいころ読んだ伝記漫画を思い出しながら、クララに思いを馳せます。

右側柵の中が墓地

きれいなお墓でした

そして、そこから歩いて向かうはベートーベンハウス。
ベートーベンが生まれた家が残っています。
今は博物館になっていて、ベートーベンが生前使用していた品々が展示されています。
R氏がはまってしまったのは、ベートーベンの直筆の楽譜を見ながら曲を聴けるというパソコンライブラリ。
久しぶりにいいイヤフォンで音楽を聴けたので、大満足なR氏。
朝から晩までいれる博物館でした。

ベートーベンの家

中庭には石像

近くの広場には石像。着物みたい??

そこからボンを少しふらついて、ケルンに戻ります。
Yちゃんは学生なんですが、ケルンフィルハーモニーでも演奏しています。
そんなハープ奏者さん。
Aくんはドイツの音大で作曲を学んでます。
R氏は音楽の専門学校で、作曲理論系を学んでいました。
私は結婚するまでピアノを習っていました。
みんな音楽好きなのです。

この日の演目はドビュッシーと日本の作曲家の曲を交互にやるとのこと。
きれいなホールにそぐわないカジュアルなかっこうの私。
ちらほらデニムの方もいるんですけど、この日一番のカジュアル王は私だったと思います。
ヨーロッパの人はみんなクラッシック音楽が好きなので、コンサートも割と安価に入れます。
1000円くらいかな??
私たちはYちゃんご招待価格で一人300円でした。
ありがたいことです。

ちゃんとしたホールで聴くオーケストラは最高でした。
あっという間の2時間です。
まさかこの旅でこんな贅沢できるなんて!!

きれいでおもしろい形のホール

コンサートの後は、仕事終わりのYちゃんとみんなでお食事。
さっきまで舞台にいた人が、目の前にいるってなんだか照れくさかったです。
本当にいろいろいい経験をさせてもらっています。

音楽漬けで幸せな一日でした。

by K

2 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      音楽はお好きですか?
      ボンはおすすめの町ですので、機会があればぜひ。
      ぜひぜひ、また遊びにきてください。
      K

      削除