無駄に引っ張ってみました。
バス停に向かい我々を迎えた事実とは。
5月1日はメーデー。
日本ではあまりなじみがないのですが、ストライキが起きやすい日とでも言っときましょうか。
バスが全て動いていませんでした。
この町から出れない?!
断水と停電がしょっちゅう起こって、部屋は蚊だらけ、たまにGキブリもでる。
そしてなにより暑い!
そんな途方にくれた私にR氏が一言。
「まだ朝7時じゃない。ヒッチハイクで行けるとこまで行こう!!」
希望にみちあふれ、なんかちょっとふっきれた笑顔で誘われました。
次の日になってもバスが動く保証はないので、ヒッチハイクで行けるところまでいくことに。
とりあえずトラックを捕まえてみたのですが、トラックの運ちゃんと話が通じず。
困っていたら野次馬していた一人に「スクールバスが来るからそれに乗って少し進めば?」と誘ってくれました。
話を聞いてみると彼は医学生。
大学のスクールバス乗り場に向かっているところ、我々を発見して声をかけてくれたみたい。
いろいろ話を聞いてみると、この地域はネパールでもストライキがさかんな場所らしく、下手するとこの状態が1週間くらい続くかもしれない・・・とのことでした。
30分程歩いてスクールバス乗り場に。
途中、道の真ん中でタイヤを焼いている若者たちがいました。
スクールバスが到着し、若者たちがいない隙にバス発車。
乗車拒否をされて、乗り込むときにバスが発車したので、走りながらしがみついてなんとか乗せてもらうことに成功。
バスに乗り一安心。
町から少し離れた大学に到着。
どんだけ親切なんでしょう。
ストライキのせいか、なかなか車が走ってこない。
1回ご飯休憩をはさんで、再度挑戦。
開始直後に車が走ってきたので、手を振って止めてみる。
止めてから気づいたのですが、その車はパトカーでした。
そして、あっさり乗せてくれた!
パトカーに乗って快適に移動・・・と思いきや、無線に連絡が入り現場に急行することになったらしく途中で降ろされました。
次の町まであと少しだったみたいなので、そこから歩くことに。
炎天下を40分くらい。
バックパックかついで歩くのかなりきつかったです。
やっと町に到着し、そこにはバスが止まっていました。
念願のバス移動!
カーカルビッダまでは行かないものの、途中までは移動できるのでそのバスに乗ることに。
医学生の彼はこの町に家があるらしく、家に招待されたのですがいち早くインドに向かいたかったのでそこでお別れしました(ビザが切れそうだったのです)。
本当に優しくていい人でした。
しかし、国境を越えたあたりで雨に降られ、国境の町で宿を探すも見当たらず、びしょぬれになりながら乗り合いジープを探し、次の町まで移動して宿をなんとか見つけました。
宿で一息つけたのが21時。
朝6時半からの移動だったので、2人ともぐったり。
朝ご飯しか食べてなかったしね。
この移動で2キロくらい痩せたんじゃないかと勝手に思っています。
by K
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