2012年6月29日金曜日

ビシュケクでなにしてますか?

本日キルギスを卒業する我々です。
正確には明日か??
明日の早朝便で次の国、UAEへと向かいます。
UAEに2日だけ滞在し、その次の国はイラン。
イランは中国と同様、ネットが制限されているそうです。
なので、2週間くらいネットなし生活か??
そんな感じですので、連絡なくても心配しないでね。

民家で飼われていた子羊。かわいい。


さて、ビシュケクに4泊+3泊しました。
毎日何をしてたかというと・・・
なにしてたっけ??

とりあえず、宿にある「美味しんぼ」「味いちもんめ」「夏子の酒」を読破しました!!
「美味しんぼ」はあれば読んでしまう漫画です。
旅にでる前日も「美味しんぼ」読んでたなー。
どんだけ好きなんだ!

あとは宿にいる旅人たちとおしゃべり。
ここでデリーの宿で会った人と再会!!
これからのルートもかぶりそうなので、また会うかもな。

チャリダーのWくんと地図を探しに行ったり、路上で売っているおいしくないドリンク飲んだり。

青を飲みました。ヨーグルトっぽい?おいしくなし。


中華料理食べに行ったり(2回目)!!

久しぶりのビール。2日ぶり。

野菜不足には嬉しい中華!

夕飯は自炊が多く、近くのスーパーで辛ラーメンを買って食べてました。
栄養偏りまくりです。
そんなときに「夕飯あまったからよかったら食べて」とハヤシライスをいただきました!
しかも白米と一緒に!!!
久しぶりの日本のハヤシライスはとてもおいしかったです。
また、食べたい!!
わけてくれた方は「食べ物がない時代を生きてるから、いつも多く作りすぎちゃうんだよね」とおっしゃってまして、人づてに年齢を聞いたのですが79歳とのことです。
これからヘリコプターで7000メートル級の山にアタックすると聞いたのですが・・・
す・・・すごい・・・

ウズベキスタン、キルギスタンといましたが、旅人の年齢層が厚く、いろいろな話が聞けるので楽しいです。

今日は退職後にご夫婦で旅されてる方に会いました。
とても仲がよさそうで、なにより楽しそうです。
何十年後かに、またR氏と旅がしたいものです。

by K

2012年6月28日木曜日

ソンキョル湖

さくらでまったーりな日々を過ごしております。
ここではまっているコロニケ(塩ダレチキンが入ったパン)といくらポテチ。
たくさん食べたいけど、けっこうなカロリーっぽいのでちみちみと。
デリーで落とした体重が戻りつつある??

いくらのレイズ。うまうまー!!

そんななか、ちょっと小旅行をしてきました。
ビシュケクからミニバスで3時間半くらいの町コチコル。
そこからさらに車で2時間のところにあるソンキョル湖。
実はここに行くためにキルギスにきたようなものです。

コチコル到着後すぐにCBT(観光産業発展のために作られた非営利団体・・・らしい)へ向かい、ソンキョル湖ツアーの内容を確認しようとしたところ、そのツアーでソンキョル湖へ向かうオランダ人カップルがいました。
このカップルと一緒に行けば、2人で行くより1000ソム安くなる!!・・・と説明受けたので、すぐにツアーに参加することに。
ラッキー!!

山道を走ること2時間。
標高3200メートルちょっとのソンキョル湖に到着。

運転手さんの一服休憩。

ユルタ(テント)に宿泊!!

こんな風景。

残念ながら天気はいまいち。
夜には雨が降ってきてしまい、星は見れませんでした。
宿の女の子とひたすら「◯☓ゲーム」をしてました。
よく授業中にやったなー。

次の日はなんとか晴れ!
ということで、目的の乗馬体験。
馬に乗ってお散歩しました。

私が旅でやりたかったことの一つ、「大草原を馬で走る」が達成されました!わーい!!
本当はモンゴルに行ってやりたかったんだけどね。

私のパートナー。食いしん坊。

手前が宿の女の子。英語うまい。

走ってくれなかったけど満足。

私が乗った馬は、頭がいいけど食いしん坊。
R氏が乗った馬は、ちょっとなまけもの。
歩かせるのになかなか大変そうでしたが、最後には軽快な走りを見せてくれました。
お尻が痛くなったけど、なかなか楽しかったです。
また、どこかで馬に乗れればなー。

ソンキョル湖。思ったよりきれいだった。


湖の前でたたずむ牛子。耳がキュート。

by K

2012年6月26日火曜日

ビシュケクへ

嫌な体験をしてしまったオシュにおさらば。
翌朝、さっそくビシュケクへ。
小さな町を刻んでいく予定だったのですが、そんな気になれなくなっちゃったよ。

宿でお願いしたタクシーでビシュケクへと向かいます。
この運転手さん、素人でした。
オシュからビシュケクまでの所要時間は8時間から10時間。
我々の車は13時間かかりました。
・・・かかりすぎだろ!

それもそのはず、運転手さんの本業は「教師」だそうで。
お年もかなり召していたので、退職後の趣味でドライバーをやっているのではとR氏の推理。
カーブで減速、対向車線に車がくると減速。
こうなったら私が運転した方がましなんじゃないかというレベルでした。
居眠り運転もひどく、驚かせて起こそうとしたのですが「心臓が止まったらどうする」とR氏に止められました。

オシュからビシュケクまでの景色はすばらしいんですけどね。

牛の大群。車道ですよ。

キルギスは山ばっかり。

ビシュケクで少しのんびりしようと考えていた我々2人。
有名な日本人宿は2軒、南旅館とさくらゲストハウス。
ヒヴァで会った60代パッカーの皆様は「さくらゲストハウス」。
サマルカンドで会ったSさんは「南旅館」。

どちらも評判がよく、決めかねていたんですよね。
そういうときどうしますか?
我々はコインを投げます。
今回投げたコインは100円玉。
桜が描いてあるからちょうどいい!

で、決まりました「さくらゲストハウス」!!
この怪しい運転では何時につくかわからないので、予約の電話をかけることに。
何回電話をしても宿につながらない。
しかたがないので、携帯電話の番号にかけてみました。

つながった!
しかも日本語!
陣痛で入院中!
なんか、苦しそう!

電話をかけたのはR氏。
さすがにあせってました。
さくらゲストハウスのオーナーは日本人。
奥様はキルギス人でお子さんがお2人いるということは知っていたのですが・・・
3人目出産中に電話をしてしまったみたいです。

その後、無事宿に電話がつながったのですが、電話にでたのはオーナーのお子さん(4歳)。
「部屋あいてるよ」
とのことだったので、安心して宿に向かうことができました。

そんなこんなで、今はさくらゲストハウスでのんびりしております。
漫画がたくさんあって、ネットもできて、何よりきれいです。
久しぶりにリラックスした日々を送っています。

あ、今日オーナーの奥様にお会いすることができました。
日本語がとてもうまくてこれまたびっくり。
「陣痛で入院してるなんて嘘だと思ったでしょ〜。」と笑って話してくれました。

by K

2012年6月24日日曜日

びっくりしたこと

記念すべき10カ国目は!!
キルギスタン!
旅にでるまで全然知らなかった国の一つです。

国境の町オシュでとりあえず一泊。
往々にして国境の町は治安が悪いようです。
道がよくわからないため、適当なところでマルシュを降り宿探し。

キルギスに入った途端、笑顔を見なくなった気がします。
オシュはなんかやさぐれた町。

バザールを抜けてすぐに、男の人が急に左手から出てきて、ぶつかりそうになりよろけました。
なんせ10キロのバックパック+2キロのショルダーバック。
荷物が重いのでバランス悪い!

2メートルくらい歩いたら、また左手から男の人が横切る。
さっきの人だ!!!
しかも、私のショルダーバックのキーホルダーに手をかけている!!

右足をさっと引いて戦闘態勢。
殴ろうと思って手がでたのですが、なんとなくまずいかな?と思ってやめました。

もちろんR氏も現場を目撃して2人でびっくり。
あとで「そういうときは殴っていいのに」と言われたので次回からは殴ります。

私のかばんの中にお金は入ってないんだけどな。
地元の友だちMから餞別にともらったキーホルダーがでかくて目立つので、すぐに気づくことができました。
ありがたや。
初スリ未遂体験ですっかりびびってしまった私は、一日も早くキルギスを出たくてしかたなくなってしまいました。

躊躇せず殴っとけばよかった。

by K

2012年6月23日土曜日

ウズベキスタン情報

実生活に必要のない?ウズベキスタン情報をまとめました。
必要な方だけお進みください。
必要じゃない方は暇つぶしにどうぞ!

フェルガナ2(マルギラン)

我々2人の現在地はキルギスタンのビシュケク。
迷いに迷って100円玉を放り投げて決めた宿でのんびーりしております。
あー、快適だ。

さて、記憶を掘り起こして・・・大好きなウズベキスタン!!!

フェルガナからミニバスで30分。
絹の町、マルギラン。
シルク工場におじゃましました。

まずは、煮ます。

煮てると糸がほぐれてきます。

それを隣で紡ぎます。

おばちゃんたちがおしゃべりしながら、あっという間に作業は進みます。
素朴な疑問・・・
この繭の中のカイコさんたち、ご在宅でしょうか。
煮だした後に、ぷかぷかと浮かんでいる茶色いさなぎのようなものは本体ではないですよね?
あれは、セミの抜け殻と同じですよね??

wiki先生で調べたところ、ご在宅でした。
抜け殻ではなくご本人。
いろいろな命に生かされているのだと再確認いたしました。

染めたスカーフを干しています。

自然の染料で染めているそうです。

染めの現場を見学させてもらったり。
玉ねぎの皮でも染めるらしいです。
実は玉ねぎの皮で布を染めたことがあるR氏。
きれいなオレンジに染まるのですよね。
ここの工場では、自然素材のものでしか色をつけないということでした。
だからか、染めの現場も嫌な匂いはしませんでした。

ウズベキスタンでよく見る模様。

これも織り機。マシーンです。

手織りの現場と機械の現場と両方見学できました。
手織りの機は「カターン、カターン」といい音がするのですが、機械の機は金属がガタンガタン打ち付けられるような音でうるさかったです。
その分速かったけど。

そして、最後はお約束のおみやげものやさん。
しつこく売りつけられるかと身構えていたら、そんなこと全然なく買わなくても大丈夫な雰囲気でした。
我々は気に入ったお財布があったので購入。
思ったより安かったので、気分よく帰ってこれました。
私はスカーフを買おうと思ったのですが、サイズが大きい気がしたので見送り。
うん。後悔してるよ。買っとけばよかった。
この旅で買えばよかったと後悔しているものリストに入ってしまいました。
(ラオスのビアラオタンクトップ紫とこのスカーフ)

ウズベキスタンの旅はこれで終わり。
2週間のビザしか取れなかったので駆け足になってしまいました。

人はよいし、ご飯はおいしいし、イスラム建築も素晴らしい。
すっかりウズベキスタンのとりこになってしまいましたとさ。

by K

2012年6月20日水曜日

フェルガナ1(リシタン)

サマルカンドからタシュケントまで移動。
タシュケントで一泊して、フェルガナまで移動。
移動移動の毎日でへとへとです。
タシュケントから一気にキルギスタンまで抜けようと思っていたのですが、ウズベキスタンが面白いので町を刻んで移動することに。

タシュケントからフェルガナまでシェアタクシーで移動したのですが、景色がとてもよかったです。
ハイジが出てきそうな斜面とかあったりして。

ハイジが歩いてそうな山。たぶん歩いてた。

フェルガナを拠点にして、翌日に近郊の町リシタンへ。
陶芸の町として有名らしく、陶芸に興味ありなので楽しみに向かいました。

ヒヴァで売ってた陶器。

町についてランチタイム。
ウズ流牛すじ煮込みとビールで乾杯。
ごはん屋さんのおっちゃんが、ロシア語で一生懸命話してきます。
言葉はわからないけど、なんとなーく言いたいことはわかるので、なんとなーくで会話。

陶器を探して市場へ。
カメラを肩から下げていたR氏。
行く先々で写真を撮ってくれとせがまれます。

スイカ屋さんのお兄さん。

パン売りおばちゃん三人衆。

そしていろいろくれます。
お昼ごはんを食べてお腹いっぱいなのに・・・
ひよこ豆のゆでたものをくれたり、サモサをくれたり、優しさに感謝しつつもお腹は苦しいです。
市場の人と目を合わせないようにしてその場を脱出。

陶芸を探してお散歩再開!
・・・と思いきや、一緒に写真を撮ってくれと母娘にお願いされちゃいました。
ちょっと遠くにいたのに、走ってきたからびっくり。
R氏のカメラで写真を撮ったのですが、自分たちもほしいらしく写真館に連れていかれました。
写真館のカメラマンに写真を撮ってもらい、文字をいれてもらってプリントしてもらい母娘は去って行きました。
写真館のカメラマンさんが私達にも写真をくれました。
お金を払おうとしたら、穏やかに首を振りプレゼントしてくれました。
良い人だー。

またまた陶芸を探しながらふらふら。
会う人会う人に「ハロー」だの「どこからきたー(ロシア語)」だの言われていたら、いい加減くたびれてしまいチャイハナで休憩しようということに。

うん。チャイハナでもからまれたけどね。
気持ちが休まるときがない。
昼間からウォッカ飲んでごきげんなおじさまたちにお呼ばれして、R氏もウォッカを一気飲み。

陽気なおじちゃまたち。

左のおじさんは店員さんです。

お腹いっぱいなのでお茶だけ飲んでいたのに、トマト2個とパンを無理やり渡されました。
せっかくいただいたので食べました。
お腹苦しい・・・

この町の人と目が合うと食べ物を渡されます。
もう、陶器はいいや。
お腹が苦しいから、宿に帰ろう!

・・・ということで、「陶器の町リシタン」ではなく、「人懐っこく旅人に暖かいリシタン」を十二分に楽しむことができました。

ちなみにリシタンには有名な日本人学級があります。
日本語で話しかけられることもしばしば。
日本人なんて見飽きてるんじゃないのかな?と思いきや、まだまだ新鮮に日本人を珍しがって話しかけてきます。

この町、楽しかったです。

by K

2012年6月16日土曜日

サマルカンド2

早々にサマルカンドを出ようとしていた我々2人。
朝食をとっていたらばったり日本人女性Sさんに会っちゃいました。
しかも同い年!

話を聞いていたら、デリー生活時に読んでたブログの作者さんでした。
リアルタイムで遭遇!!
ちょっと興奮気味な私。
お話していたら移動するのが面倒になって、次の日移動にしちゃいました。

そして、宿の情報ノート(その名のとおり、旅人が情報を書きなぐるためのノートが宿によってはあります)に載っていたシャシリク(串焼き)屋さんへ。
公園の中にある気持ちのよいお店でかんぱーい!!

スパイシーでビールが進みます。

サイドメニューもこんなに豊富。

気持ちのよい環境でしょ。

帰ろうとしたのですが地元の方のパーティーに誘われ寄り道。
こちらの女性はとにかくパワフル。
とにかく食べろ食べろとかめかめ攻撃。
たくさんの果物をいただきました。
肉くれないかなーとか図々しく考えてた私。
きゅうりとトマト持参でサラダ作っちゃってたおばちゃん。
眉毛つなげる化粧は独特ですよね。

眉毛くっきりつながってます。両さん・・・?

宿に戻ってから近所のハマムに行ってみました。
マッサージとかアカスリとか!
疲れて汚い体をリフレッシュ!!

受付のおじちゃんにお金を払おうとしたところ、受け取ってくれない。
しきりに口の周りを指でなぞっているんだけど、フェイシャルマッサージのこと??
おじちゃんはロシア語しかわからないらしく、受付の奥から英語の会話帳を持ってきて調べ出しました。
そこに宿で一緒だった男性陣がどどっと来店。
メンズたちの話によると・・・

「今日はメンズデーだよ」

あーーーーー!
おっちゃんが口の周りを指でなぞっていたのって「ヒゲ」を表していて、今日はメンズデーだと伝えたかったのね!!!
気づいておっちゃんと笑いあう私。

しかし、残念。
トルコまで我慢するかな。

by K

サマルカンド1

ヌクスからバスなどでトータル25時間。
次の町、サマルカンドへ。
25時間っておかしいでしょー!!
それもそのはず、食事・トイレ休憩が6時間ありました。
その間チャイハナ(食事処)で仮眠をとって出発。

そうそう、このバスの荷物を入れるスペースにはやぎが乗っています。
やぎ飼いさんはちゃんと座席に座っていました。
ときたま怒ったやぎの頭突きが、足に響いてきます。

この下のドアの中には!

こうやって運ばれてきたやぎさんでたくさん。

サマルカンドへ到着したころには2人ともくったくた。
次の日には出発しようと思っていたので、疲れた体を引きずって観光。
ばか高い入場料のモスク。

写真だと伝わらないのですが、すごく大きいのです。

昔のモスク。今は使われてません。

中はこんな感じ。
もういっちょ観光。
今度は中に入らず外からね。

レギスタン広場からの眺め。

公園にいたトラ。お気に入り。

移動の疲れがひびいたのかばったり倒れるように眠りました。
次の日移動しようと思っていたのですが、もう1泊することに。
ということで、その2に続く。

さ、お風呂入ってこよーっと。

by K

アラル海

とても居心地のよかったヒヴァを離れ、ヌクスという町にきました。
ウズベキスタンは情報が少ないため、なにをするにも手探り状態。
楽しさも2倍、疲れは3倍くらい?

ヌクスという町はウズベキスタンの都市ですが、カラカルパクスタン共和国の首都でもある都市です。
私にはよく理解できませんが複雑な事情があるみたいです。
今度調べてみようかな。

ヌクスからバスで3時間のムイナクという町にアラル海があるのですが・・・。
ネットで調べていたバスの発着所が移動していたらしく、朝から二人で大慌てでした。
ほんの半年くらい前の情報なのに、もう変わってるの??
ウズベキスタンに入ってから、情報の移り変わりの速さに翻弄されています。

ムイナクのバスターミナルからタクシーに乗ってアラル海に到着。
タクシーのおっちゃんと、お約束のようにけんかしました。
なんで乗ったときに確認した金額と違う金額を請求するんだー!

気を取り直してアラル海。
たった40年くらいで一つの海が消えてしまいました。
(正確には塩湖らしいです)

昔はこのくらいこんなに水があったのに・・・

だんだん減ってきて・・・

今じゃ砂漠。

砂漠気候なのに無理していろいろな植物を栽培しようとして、この湖に流れ込む川の水を大量に使ってしまったそうです。
結果、干上がっちゃった。
昔はキャビアも名産だったらしいですよ。
その時代に使われていた船がそのまま置き去りにされています。


階段を降りるとそこは船の博物館でした。

昔は港だったはずなのに。

海だった名残。砂漠なのに貝殻がたくさん。

キャビア(鮫)とってたのかな。

風が抜ける音しかしません。

もう、水を掻くことはないでしょう。

風の音しかしない寂しい場所でした。
その風の音が潮騒に似ていたのが印象的。
少しずつ水が戻ってきているそうだけど、これからどうなるんでしょうね。
RもKも実家は海の近くです。
町を少し歩いてみると、海近くの町の雰囲気が残っています。
「ここをまっすぐいくと海に出そうだね」と話しながら、道を覗いてみると遠くに砂漠が見えました。

この道を抜けたら海にでそうな気がしませんか?

滞在時間は短かったですが、行くことができてよかったなと思える場所でした。

by K

2012年6月11日月曜日

ヒヴァ

アムリトサルからタシュケント、タシュケントからウルゲンチ。
飛行機を乗り継いで、なんとか目的の町ヒヴァにつきました。
9カ国目!ウズベキスタン。
行くつもりのなかった中央アジア。
R氏の思いつきで一ヶ月程中央アジア生活です。
ブログのタイトル通り「西へ西へ」進みたいのですがね・・・

ウズベキスタンの子ども。


ウズベキスタンの気候はインドに比べると涼しく、まさに「適温」です。
一つ困った点は、両替をすると紙幣の量が尋常じゃなくなること。
日本円で例えて言うと、100円が一番大きな紙幣になるので、1万円くらいを持ち歩くと大変な量になります。
せめて1000円札を作ってほしい・・・

12000円くらい。持ち歩きにくい。

さて、ヒヴァですがとてもきれいです。
アラジンがでてきそうな雰囲気。
シルクロードで有名ですが、イマイチぴんときていません。
が、R氏も私もかなり好きな町になりそうな予感がしております。

私の好きな青。

のりのりで写真を撮らせてくれたマダムたち。

登るのが大変だった塔。

夕日もよろしいです。


食事も今のところよしです!
うまーーーーい!!
久しぶりのお肉さん。
カレー味がしないよー。
嬉しい。
生野菜を気にせず食べれるところも嬉しいです。
リバウンドの予感。

ラグマンという麺料理。トマトベースのソースです。




適当に入ってしまった宿ですが居心地はよく、夜は同じ宿の60代?バックパッカーの皆様とお話ししたりしてました。
R氏のパソコン教室を開催したり、とても楽しかったです。

そして次の日の夜は、御年72歳のバックパッカーの方とお話しました。
す・・・すごい。
その方が会った最高齢のバックパッカーは80歳だそうです。
これから、モロッコに行くらしく楽しそうに予定を決めていました。

お会いしたみなさんとても若々しいですしパワフルです。
見習わなくては!

今、宿の屋上の食事スペースで旧市街の城壁を見ながらブログ書いています。
R氏は大好きなピーナッツを買い込んでご満悦です。
もちろん片手にはビール。
暑くないというだけで優雅な気持ちになれますね。

明日まったりヒヴァを抜け出して、ヌクスという町に向かいます。
アラル海観光の本拠地となる場所です。

2012年6月9日 ヒヴァにて

by K