とても居心地のよかったヒヴァを離れ、ヌクスという町にきました。
ウズベキスタンは情報が少ないため、なにをするにも手探り状態。
楽しさも2倍、疲れは3倍くらい?
ヌクスという町はウズベキスタンの都市ですが、カラカルパクスタン共和国の首都でもある都市です。
私にはよく理解できませんが複雑な事情があるみたいです。
今度調べてみようかな。
ヌクスからバスで3時間のムイナクという町にアラル海があるのですが・・・。
ネットで調べていたバスの発着所が移動していたらしく、朝から二人で大慌てでした。
ほんの半年くらい前の情報なのに、もう変わってるの??
ウズベキスタンに入ってから、情報の移り変わりの速さに翻弄されています。
ムイナクのバスターミナルからタクシーに乗ってアラル海に到着。
タクシーのおっちゃんと、お約束のようにけんかしました。
なんで乗ったときに確認した金額と違う金額を請求するんだー!
気を取り直してアラル海。
たった40年くらいで一つの海が消えてしまいました。
(正確には塩湖らしいです)
昔はこのくらいこんなに水があったのに・・・ |
だんだん減ってきて・・・ |
今じゃ砂漠。 |
砂漠気候なのに無理していろいろな植物を栽培しようとして、この湖に流れ込む川の水を大量に使ってしまったそうです。
風の音しかしない寂しい場所でした。
結果、干上がっちゃった。
昔はキャビアも名産だったらしいですよ。
その時代に使われていた船がそのまま置き去りにされています。
階段を降りるとそこは船の博物館でした。 |
昔は港だったはずなのに。 |
海だった名残。砂漠なのに貝殻がたくさん。 |
キャビア(鮫)とってたのかな。 |
風が抜ける音しかしません。 |
もう、水を掻くことはないでしょう。 |
風の音しかしない寂しい場所でした。
その風の音が潮騒に似ていたのが印象的。
少しずつ水が戻ってきているそうだけど、これからどうなるんでしょうね。
RもKも実家は海の近くです。
町を少し歩いてみると、海近くの町の雰囲気が残っています。
「ここをまっすぐいくと海に出そうだね」と話しながら、道を覗いてみると遠くに砂漠が見えました。
この道を抜けたら海にでそうな気がしませんか? |
滞在時間は短かったですが、行くことができてよかったなと思える場所でした。
by K
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