とっても親切なリチャードさん。
帰りにおすすめな所があるとのことで、ちょっと寄り道。
場所の名前は覚えてないのですが・・・
アメリカのドラマや映画のロケ地である。
ゴーストタウンである。
ある一族が住んでいて、その一族は大家族であった。
そんな場所です。
ここの地層は夕焼け色の虹みたいにきれいな模様でした。
淡い紫とピンクとオレンジと。
人もそんなにいないし、リチャードさんが撮影ポイントで車を止めてくれるので、体調が悪い私でも楽しんで観光できました。
そこからやっとカナーブに帰宅。
S姐さん、Mちゃん、Jさんがシチューを作って待っていてくれました。
リチャードさんをご招待して、みんなで楽しいディナー。
リチャードさんは、芸術家らしく自分の画集を見せてくれました。
グランドサークルの壁画集など、興味がそそられる本まで持ってきてくれていたので、英語がわからなくても楽しい会でした。
実はリチャードさん。
前々から車がかっこよくて気になっていた人でした。
Jさんが「車を見せてくれないか」と頼むと、快く見せてくれました。
リチャードさんが乗っている車は古いキャンピングカー。
お父さんがどこかから拾ってきて、2000時間強を使って使えるように直したとのこと。
銀色ぴかぴかで、まるっこくてすごくかわいいんですよ。
こんなおしゃれなキャンピングカーがあったんですね。
Jさんが、ちょっと中に入って見ていいか聞くと、もちろんOK。
芸術家さんなだけあって、中もすごく素敵でした。
キッチンとかレトロでかわいすぎ!
by K
朝6時半すぎにカナーブを出発。
神様ことリチャードさんに登り口まで送ってもらいます。
さぁ、かかってこいウェーブ!
ここウェーブは一日20人しか(犬も一人とカウントされます)入場を許されていません。
そのうちの一人になれたって、けっこう運がよかったのかな?
「帰りは14時くらいに迎えにくるよ。もちろん遅くなってもいいよ。」と言い残し、爽やかに去って行くリチャードさん。
ありがたいことです。
車に積んであったゲータレードもくれました。
そこからは抽選時にもらった秘密の地図を見ながらウェーブを目指します。
簡単な写真と方角が載っているのみなので、迷ってたどり着けない人もいるとか・・・
広大な土地なので迷って亡くなったかたもいるみたいです。
まさに命がけ。
水も一人1ガロン(4リットル)持って行く事を奨励されています。
暑いのがとにかく苦手な私。
とにかく、ウェーブに速くたどりつきたい一心で歩きます。
砂地には人の足跡がたくさんあるので、自信を持ってすすめます。
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こんなに足跡があるなら、この道であってるだろう |
岩場を歩いたり、登ったり・・・
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砂地と岩場 |
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岩場をひたすら歩く |
お日様がでなければ、あまり辛くはありません。
が、お日様の存在感はんぱないです。
とにかく暑い!
肌を出していると、水分全部持ってかれて疲れるので、肌を隠していったのですが、逆に汗だくだく。
2時間歩いてやっとウェーブっぽいポイントへ。
すごく小さい場所だったので、この先に写真でよく見るビッグウェーブがあるんだと考え進みました。
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ウェーブっぽいポイントで記念撮影 |
さまようこと2時間。
お日様も頂点にのぼり、日陰はほとんどありません。
とうとう頭も痛くなりはじめてきました。
日陰を見つけてそこで少し休憩させてもらいました。
他の3人は、ウェーブ探し。
探しても見つからず、あたりには誰もいない。
仕方がないので、最初のウェーブっぽい所まで戻ることに。
うっすらお気づきの方も多いですよね?
最初のウェーブっぽいところが、ウェーブでした。
すごいところだ!という先入観があり、そこだとは誰も思わず・・・
ウェーブ地点にやたら人がいるので、メインのウェーブはどこかと聞いたら「ここだ」と。
あの地獄の炎天下の2時間はなんだったんだ・・・
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the wave |
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ぎゅんって曲がってます |
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ここだったのね・・・ |
意外にも小さかったんですよね。
それでも不思議な地形を見ているのは、飽きませんでした。
旅にでて知ったのですが、火山とか、カルデラとか、地層とか大好き。
それだけでも、ここにこれてよかったな。
予想以上にふらついてしまったので、1時間くらい見学して帰ります。
またまた暑い中、戻って行くのですが、帰りは目印があまりないので、すぐに道がわからなくなります。
体力がないのに、ちょっと迷うとかは本当にきつい。
水を頭にかぶりながら、歩きました。
だんだん暑さで頭がもうろうとなり、頭痛もしはじめ、倒れるんじゃないか怖くなってきました。
前を向いても、後ろを向いても、右向いて、左向いても、人の気配はないですし、救急車がやってきてくれる保証もなし。
ここで倒れたら人生おしまいだ。
それだけを考えて、必死に歩きました。
途中から涙が止まらなくなり、泣きじゃくりながら歩いてました。
本当に暑いの嫌いなんですよね。
この体験がもとで、炎天下恐怖症になりました。
後の観光で、後悔することがでてくるのですが・・・
そして、やっとついた念願の駐車場。
リチャードさんがクーラーボックスに氷水を入れて、その中にゲータレードやアイスティーをたくさん冷やして待っててくれました。
私の顔色を見るとすぐに、ゲータレードをくれたリチャードさん。
遠慮しているひまはなく、冷たいゲータレードをがぶがぶ飲みます。
冷たくておいしくて安心して、やっと笑えるほどまで回復しました。
おまけ
砂漠地帯にだってお花は咲きます。
by K
さてさて、ウェーブ行きの準備です。
登り口までは、カナーブから車で約1時間弱。
大きなキャンピングカーでは行くのは難しいとのこと。
なので、車を借りることから始めます。
ホースシューベンドへ行く前に、町に一つしかないレンタカー屋へ寄りました。
そこで待ち受けていたのは、びっくりするぐらいでかい犬。
ボウくんです。お利口さんでした。
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よだれだらだらのボウくん |
犬を触りつつ、話を聞きつつ・・・
値段もそこそこ払えそうな額で一安心。
とりあえず、車を見せてもらうことに。
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ボウくんの大きさわかります? |
ウェーブに行くまでの道が悪いので、普通車は貸したくないとのこと。
ぼろぼろのピックアップトラックを貸してくれました。
えっと・・・3人は、座席に座れるけど、一人は荷台??
贅沢も言ってられないので、それを借りる事に。
ホースシューベンドの帰りに、レンタカーをピックアップして帰りました。
夕飯の買い出しに、車をだそうと思いレンタカーのエンジンをかけようとしたのですが・・・
かからない!
うんともすんとも言わない!
まさか、壊れてる??
ウェーブ行くのに、この車が壊れたらどうしようもない・・・
キャンプサイトのオーナーに頼んで、レンタカー会社の人を呼んでもらいました。
がんばって直してくれようとするけれど、収拾がつかないくらいにいろんなところをあけていくレンタカー屋のおじさん。
素人がそこまで分解していいんだろうか・・・と見ているこっちが不安になります。
見ていても車が直るわけじゃないので、買い出しへ向かいます。
帰ってくるまでに車が直りますように。
買い物から帰ってくると、まだ車が置いてあります。
のぞいてみると、いろんな線がびよんびよんでている状態・・・
これはだめだ。
がっかりしながらキャンピングカーに入ると、留守番組はみんな笑顔。
なんと、送り迎えしてくれる人を見つけたと。
そんな神様本当にいるのかい・・・
半信半疑で話を聞いてみると、
1 初めての抽選会で、R氏に話しかけてきたアメリカ人のおじさん。確かそのときに、娘さんが大阪に嫁にいったとかそんな話したな。
2 キャンプサイトに泊まっていて、さっきウェーブに行ってきたとの話。
3 KYカップルが車が壊れたから、車を貸してくれないかと交渉したところ、だったら送り迎えしてあげるよ。
と、とんとん拍子に話がうまくいっていたみたいです。
なんでそんなに親切にしてくれるかと聞いたところ、
「日本でたくさん親切にされたから、それのお返しがしたいんだ。」
とのこと。
本来なら次の日に出発する予定だったのに、急いでないからと1日を私たちのために空けてくれました。
いくらかお支払いしますと申し出たところ、じゃぁキャンプサイト代一泊分をということに決まったみたいです。(3000円程度)
あとは、ディナーにご招待。
これでなんとかウェーブに行けそうです。
お弁当も作って、明日に備えます。
by K
カナーブ3日目。
前日の夜に、キャンピングカーが揺れる程大騒ぎをして、記憶をなくした人が2名。
Jさんと私です・・・
楽しいお酒だったので、よしとしよう。
抽選は2回目。
朝起きた時点で、お酒が残っていてなんだか笑っていた。
ハッピーな気分で抽選にのぞむも、またもはずれ。
これって当たるのか?
この日はのんびりとバーベキュー。
R氏特製の焼き肉のたれ!!
カナーブのキャンプ場は居心地よすぎて最高でした。
広々としていて、山も見えます。
緑もたくさんあり、オーナーのおじちゃんの話していること8割はジョークです。
がんばって聞き取ってるのに、冗談だったときの徒労感ったら・・・
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広々としたキャンプ場 |
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緑が目に気持ちいいです |
そして、カナーブ4日目。
抽選3回目。
今日はずれたら出発して、また最後に戻ってくる予定を組みました。
3回も抽選していると、ちょっとだれてきて携帯ゲームをぴこぴこいじっていたら・・・
「ナンバー39。K!!」
急に呼ばれた自分の名前。
あれ?私のナンバーって38じゃなかったっけ?
勘違いもいいところで、見事に当選しちゃいました。
残念ながら3人チームははずれ。
R氏と私、KさんYちゃんカップルの4人がウェーブに行けることに!!
大興奮のKYカップル。
一番行きたがってたもんね。
というわけで、この日は近場のホースシューベンドをさらっと観光。
ホースシューベンドとは、「ホースシュー」馬の蹄鉄、ベンド「曲がってる」という意味で、簡単に言うと、馬の蹄鉄のように曲がっている川です。
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言われてみれば、そう見える |
写真で見ると、こんなものかと思いがちですが、広大な景色が広がっていて気持ちのよい場所でした。
絶壁ばかりなのに柵もなく、けっこう怖いです。
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たまに事故もあるらしいです |
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はしゃぐJさん、撮るMちゃん、見守るS姐さん |
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下をのぞきたいけどこういう所苦手なJさん |
それにしても暑いです。
あたり一面砂漠地帯なので、影になるようなものがありません。
乾燥しているので汗もそんなにかきません。
一番危ない暑さです。
その暑さの中、次の日にはウェーブへ。
ウェーブもほとんど影ができないような地帯を歩いて行きます。
暑いのが苦手な私。
生きて行って帰れるのか、不安を覚えました。
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明日はウェーブ |
by K