ラベル 07 nepal の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 07 nepal の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年5月5日土曜日

5月1日

無駄に引っ張ってみました。
バス停に向かい我々を迎えた事実とは。
5月1日はメーデー。
日本ではあまりなじみがないのですが、ストライキが起きやすい日とでも言っときましょうか。
バスが全て動いていませんでした。
この町から出れない?!
断水と停電がしょっちゅう起こって、部屋は蚊だらけ、たまにGキブリもでる。
そしてなにより暑い!
もう一泊だってしたくない!!

よく見るとすごい電線。

そんな途方にくれた私にR氏が一言。
「まだ朝7時じゃない。ヒッチハイクで行けるとこまで行こう!!」

希望にみちあふれ、なんかちょっとふっきれた笑顔で誘われました。
次の日になってもバスが動く保証はないので、ヒッチハイクで行けるところまでいくことに。

とりあえずトラックを捕まえてみたのですが、トラックの運ちゃんと話が通じず。
困っていたら野次馬していた一人に「スクールバスが来るからそれに乗って少し進めば?」と誘ってくれました。
話を聞いてみると彼は医学生。
大学のスクールバス乗り場に向かっているところ、我々を発見して声をかけてくれたみたい。
いろいろ話を聞いてみると、この地域はネパールでもストライキがさかんな場所らしく、下手するとこの状態が1週間くらい続くかもしれない・・・とのことでした。

30分程歩いてスクールバス乗り場に。
途中、道の真ん中でタイヤを焼いている若者たちがいました。
みんな木の棒を振りかざし、なにやら大声で怒鳴っていました。

こんな感じで燃えてます。


スクールバスが到着し、若者たちがいない隙にバス発車。
乗車拒否をされて、乗り込むときにバスが発車したので、走りながらしがみついてなんとか乗せてもらうことに成功。
バスに乗り一安心。
町から少し離れた大学に到着。
ここからまたヒッチハイク開始です。

なかなか通らない車。

医学生の彼はずっと我々につきあってくれて、朝ご飯までおごってくれました。
どんだけ親切なんでしょう。
ストライキのせいか、なかなか車が走ってこない。
1回ご飯休憩をはさんで、再度挑戦。
開始直後に車が走ってきたので、手を振って止めてみる。
止めてから気づいたのですが、その車はパトカーでした。
そして、あっさり乗せてくれた!
医学生の彼もとことん付き合ってくれるらしく、一緒に車に乗ってくれました。

美味しい朝ご飯。

パトカーに乗って快適に移動・・・と思いきや、無線に連絡が入り現場に急行することになったらしく途中で降ろされました。
次の町まであと少しだったみたいなので、そこから歩くことに。
炎天下を40分くらい。
バックパックかついで歩くのかなりきつかったです。

やっと町に到着し、そこにはバスが止まっていました。
念願のバス移動!
カーカルビッダまでは行かないものの、途中までは移動できるのでそのバスに乗ることに。
医学生の彼はこの町に家があるらしく、家に招待されたのですがいち早くインドに向かいたかったのでそこでお別れしました(ビザが切れそうだったのです)。
本当に優しくていい人でした。

そこからバスをうまく乗り継ぐことができ、その日のうちにインドの国境を越えることに成功しました!

念願の国境です。

しかし、国境を越えたあたりで雨に降られ、国境の町で宿を探すも見当たらず、びしょぬれになりながら乗り合いジープを探し、次の町まで移動して宿をなんとか見つけました。
宿で一息つけたのが21時。
朝6時半からの移動だったので、2人ともぐったり。
朝ご飯しか食べてなかったしね。
この移動で2キロくらい痩せたんじゃないかと勝手に思っています。

by K

ジャナクプル


カトマンズから南東方向にバスで10時間程移動。
ネパールのバスは快適すぎました。
東南アジアのバスの方がきれいなんだけど、冷房が強すぎて毎回凍えてました。
今回は冷房なし。自然の風のみ。
うん。快適!

ドラえもんカラーのバスに乗ってました。


ヒンドゥー教の聖地の一つでインドからも巡礼に来る人がいるというジャナクプルという町に一泊。
スディールさんいわく「暑くてなにもない町」とのことでしたが、本当になにもありませんでした。
なにもないからこそ、地元の人がのんびりしてよい町といえばよい町かな??
しかしめっちゃ暑い!!!

ごちゃごちゃな町並み。

お洗濯中。

一応観光ということで、ネパール唯一の鉄道を見に行く。
人が山盛りに乗っている写真が撮りたかったのだけど、なかなか人が集まらず、そして列車は停車したまま。
電車だけ見学して帰りました。

電車がついたばっか。

力持ちな女の人。

きれいなお寺があったので少し見学。
アジア人、欧米人等の観光客が一人もいなかった町なので入りづらい。
意を決してお寺に入ってみたら、地元の人に写真をたくさん撮られました。
アジア人が珍しかったもよう。

きれいなお寺さん。

この町で泊まった宿は蚊が多くR氏は全然眠れなかったそうです。
ウナクールを塗りまくって迎えた朝。
起きてすぐバスターミナルに向かい、インドとの国境の町カーカルビッダ行きのバスを探しました。
が、そこで問題発生。
ヒントは「5月1日」

アイロンかけのおじさん。

by K

2012年5月3日木曜日

初めての民泊

さてさて、日本の小学校とネパールの小学校との交流。
日本の小学校とは東日本大震災で被害のあった福島県相馬郡新地町の小学校。
ボランティアで復興のお手伝いをしていたというMさんという男性と出会いました。
新地町の小学校のカリキュラムで、Mさんの旅先の国の小学校からスカイプで交流する、というなんともすてきな授業があるらしいです。

ちなみにMさんはチャリダー。
自転車で旅をする人です。
冬のチベットを自転車で超えたお話とかは、最高に恐ろしかったです。

カトマンズからバスで1時間。
それぐらい離れただけで、のどかな風景になります。

スディールさんの親戚のお宅


おいしいダルバートをいただいて1時間山登り。
きつかった・・・。

トレッキングでした。

ついたのは小さい村。
みんな容赦なくじろじろ見てきます。
「ナマステ」と挨拶するとみんな挨拶返してくれて、ちょっとほっこり。
そこの小学校でスカイプのテスト。
携帯電話経由でネットをしているらしく、かなり重い。
この日はテストで小学校とつなげたのですが、授業になるようなクリアな映像は得られず。

スカイプテスト中

Mさんががんばっている間に地元の子どもと遊び始めた不真面目な私。
将来美人になるだろうな、という女子2人と写真撮って遊びました。
最終的に私のカメラを奪い、好き勝手にとりはじめたんだけど、この子たちが撮る写真って指が入っていたり、ぼけていたりするんだけど、なんかすごくいいんです。

カメラに興味津々

お互いを撮りあってみたり。

友だちをモデルに撮ってみたり。



たくさん遊んで女の子とバイバイ。
お昼ご飯をスディールさんの実家でいただきます。
近くに住んでいる子どもたちが集まってきて撮影大会。
たいこもでてきて、踊ったり。
なんか・・・ウルル●みたいじゃない??

たいこと少年


帰りもしっかり山道1時間下りました。
そして、Mさんはカトマンズの町中にある小学校でスカイプをやれるか確認するため一足先に町に帰って行きました。
残されたR氏、Sくん、私はそのままスディールさん親戚宅にお泊まり!!
暗くなるまでみんなで遊んで、暗くなったら夕飯いただいておやすみなさい。
蛍も少し見れて、のどかでした。

下山風景

ここの家の子はみんな美人。

右の帽子は私のです。

初めて人のお家に泊めてもらいました。
食事もごちそうになりっぱなしで。
お店で食べるご飯よりも、お家でいただくご飯のほうがうまい!
やっぱり家庭の味なのかな??

朝は早起きをして町に戻りました。
バスがなかなかこないのでトラックに詰め込まれて。
(ちょうどカトマンズまで行く予定だったスディールさんのお友達トラック)
運転席と助手席で合計5人(笑)かなりきつい車内でしたが楽しかったです。

その翌日にインドビザをゲットして、翌々日にSくんは颯爽と自転車にのりインドへ向かって行きました。
我々2人も重い腰を上げて、ネパールを東に進みインドのダージリンへと向かいます。

by K

カトマンズ


やっとネパールのことが書けると思ったけど、もうネパールにいないというね。
今我々はインドにいます。
標高が高い地域にいるので寒いです。

さてさて、カトマンズ。
チベットの極寒状態から一気に南国へ。
人の顔も一気に濃くなりました。

タメルをお散歩

チームチベットはカトマンズでも一緒の宿。
とりあえず、無事にチベットを超えたことを日本食屋でお祝いしました!
ビールの銘柄は「エベレスト」!!
ネパールといえば日本食・・・と言われる程のクオリティ。
本当においしかったです。
特にカツ丼!
日本で食べるよりもおいしいかも??

エベレストビールおいしいです!

日本人的お片づけ風景。


カトマンズではとにかくのーんびり過ごしました。
観光は全然しないで必要物資の調達に専念。
R氏はシャツ、私はスカートとリップを購入。
KくんもSくんもこれからの旅に必要な物資をたくさん調達していました。
Sくんなんて自転車買ってたから。
これでインドにいくそうです(もうバラナシについたと報告有り!)。

のんびりしていたらKくんは出発するとのこと。
乗り合いバンに吸い込まれるようにして去って行きました。
ちょっと寂しかったなー。

吸い込まれていくKくん

カトマンズで何もしてないと思いきや、一泊だけ民泊させていただきました。
アティティツアーズのスディールさんの親戚のお宅です。
このアティティツアーズ、日本の小説、漫画たくさんあります。
ネットもフリーです。
スディールさんは日本語ぺらぺらです。
英語ができない私でもたくさんお話できる!
居心地がいいのでついついまったり。
そんな感じなので、ここにいりびたっていました。

「日本の小学校とネパールの小学校でスカイプで話すイベントがあるんだけど興味があったらどう?」

というスディールさんのお誘いに二つ返事でのり、早朝6時半に待ち合わせでスディールさんの地元の小学校へ1泊2日の小旅行をしてきました。

スディールさん、我々2人、Sくん、Mさん(初登場!)

次回はそんなお話を。







by K