テント群から車で15分程のところに、ベースキャンプがあります。
ここからエベレストにアタックするみたい。
さて、ここからが一番エベレストが近く見える地点です。
ここで日の入りを見たいと伝えてあるにもかかわらず、我らがガイドくん「写真を撮ったらすぐに車に戻ってこい」と言い出した。
彼いわく「日本人は問題を起こしたことがあるから、長居することを警察がだめだと言っている」とのことでした。
警察に「日の入り見たいんだけどいい?何時くらいになる?」と聞いたら「いいよ。20時くらいかな。」との軽いお返事いただきました。
もう・・・ガイドの仕事ってなに??
私の中でイライラはピークに達していました。
4人で高台に向かって歩いているときに、ガイドくんから呼び止められました。
「俺たち先帰ってるわ。だから歩いて帰ってきて。」
「いや、送迎費用払うんだからそれはないだろ。もし、歩くとしたらもちろん半額になるんだよな。」
「それはわかんないよ。俺は知らないから運転手と交渉してくれ。」
それを聞いて私の何かがはじけとびました。
いっつもいっつも「わからない」「知らない」「わからない」「知らない」・・・
お前本当にガイドかよー!!!
まさか自分の口からこんな言葉が飛び出るとは。
すかさずSくんが運転手に聞きにいくと言い出してくれ、R氏と2人で聞きに行きました。
残されたKくんと私。
暴言はいてややこしいことになったらどうしよう・・・
口からでた言葉は戻らないし。
落ち込み始めた私を慰めてくれるKくん。
話し合いの結果、あっさり半額になったらしい。
(警察の許可がおりなかったのか、結局帰るまでドライバーさんとガイドは待っていた)
日の入りまで待つ事3時間。
寒すぎてR氏の体調はだんだん悪くなったり。
同じ日の入り待ちの中国人が双眼鏡を貸してくれて、エベレストをもっと間近にのぞくことができたり。
寒くてガタガタ震えてたら中国人がストール貸してくれたり。
中国人の優しさに救われた3時間でした。
そして宿に帰って夕飯タイム。
食事はすごく高かったです。
私とSくんはライスを頼み、Kくんが持っていた「ごはんですよ」をもらいそれを夕飯にしました。
「ごはんですよ」をご飯でいただいたのは初めてで、おいしさに感動しました。
のりとお醤油の味が愛しくてしかたなかったです。
夕飯食べて少し体があったまったら星空タイム。
みんな星空楽しみにしていて、夕飯食べ終わったらそわそわし始めて。
R氏はそんなみんなを微笑ましげに見ていました。
みんなで下を向いて宿を出て、せーの!で星を見上げたら。
満天の星空。
こんなにたくさんの星を見たことないです。
今まで見た星空で一番きれいな星空でした。
がんばってここまできたかいあったな。
私の知り合い全員に見せてあげたい。
このチベットツアー。
本当にお天気に恵まれていて、なにもかもがすてきに見ることができました。
行くのは大変だけど、もう一度あの星空が見たいなー。
by K
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