2012年11月14日水曜日

サンクリ(サパティスタって何?編)

サンクリの日本人宿で、出会ったNちゃんとTくんとサパティスタの居住地区へ行ってきました。
サパティスタ人民解放軍という人たち。
先住民の権利を守るために戦っているゲリラ組織です。
メキシコ革命で農民開放運動を指揮したエミリアーノ・サパタ氏にちなんでサパティスタとか。
戦うと言っても、今は武力でというわけではありません。
ネットとかで自分たちの目的を説明して、賛同者を増やし静かに革命の時を待つ。
そんな感じの活動をしています。

ゲート外にある看板


ただ、ここの居住区に見学に入れない時もあるそうです。
宿の情報ノートに書いてあったサパティスタから聞かれる質問事項をスペイン語に訳してメモして準備万端!
いざ、サパティスタ!!

居住地区についてみると、ちゃんとゲートがあり物々しい雰囲気。
サパティスタは目出し帽を被って顔を隠しています。
ゲートではサパティスタから予習していた質問事項を聞かれ、メモを見せて簡単に終了。
そこから入っていいかの決済を得るために待ちます。
ゲート到着時から2時間かかったのですが、あっさり中に入れました。

ガイドという名の監視を一人つけて見学開始です。
ここでは人は写真に撮ってはいけない決まりがあります。
写真を撮りたい景色があれば、ガイドに許可を得て写真を撮ります。
ここはサパティスタの壁画が有名なのでそれをとにかく撮りまくります。

女の人はスカーフで口元を隠すみたい

近くへは行けなかったけど学校

近くへは行けなかったけど洗濯干し場

たぶんこの人がサパタさん

目出し帽を被ってる人たちって、なんだか怖そうですよね。
だけど、ここの人たちはみんな目を細めて笑ってくれるので怖くありませんでした。
感じがいい人多かったし。

みんなこんな感じ

ちょっと惹かれた絵

壁画はサパティスタ関連の絵がほとんどです。
革命繋がりからか、チェもけっこういました。

トウモロコシは大切なモチーフ

にぎやかでパワフルな絵

こんなとこにもチェさん

サパティスタを本で読んだときは、ここに自分が行くことはないだろうなと思ってました。
なんか怖そうだし、難しそうだし・・・
だけど、何かの縁があって来ちゃうってことがあるものなんですね。
wiki見ても少ししか情報がないので、もう少し掘り下げてみるのもいいかな?とか単純に思っています。

私と一緒にお勉強する?

by K


サパティスタから何を聞かれるか知りたい人はこちらへ



※ 2012年11月5日現在の情報です!

1 名前
2 国籍
3 職業
4 所属組織
5 何回目の訪問か
6 滞在時間
7 来た目的

この順番で質問をされました。
サパティスタの人たちが全てメモに取っていくので、予めスペイン語で紙に書き出しておくと便利かもです。
以前はパスポートを預かることもあったそうですが、今回私たちが行ったときはありませんでした。

by RK

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