2012年6月26日火曜日

ビシュケクへ

嫌な体験をしてしまったオシュにおさらば。
翌朝、さっそくビシュケクへ。
小さな町を刻んでいく予定だったのですが、そんな気になれなくなっちゃったよ。

宿でお願いしたタクシーでビシュケクへと向かいます。
この運転手さん、素人でした。
オシュからビシュケクまでの所要時間は8時間から10時間。
我々の車は13時間かかりました。
・・・かかりすぎだろ!

それもそのはず、運転手さんの本業は「教師」だそうで。
お年もかなり召していたので、退職後の趣味でドライバーをやっているのではとR氏の推理。
カーブで減速、対向車線に車がくると減速。
こうなったら私が運転した方がましなんじゃないかというレベルでした。
居眠り運転もひどく、驚かせて起こそうとしたのですが「心臓が止まったらどうする」とR氏に止められました。

オシュからビシュケクまでの景色はすばらしいんですけどね。

牛の大群。車道ですよ。

キルギスは山ばっかり。

ビシュケクで少しのんびりしようと考えていた我々2人。
有名な日本人宿は2軒、南旅館とさくらゲストハウス。
ヒヴァで会った60代パッカーの皆様は「さくらゲストハウス」。
サマルカンドで会ったSさんは「南旅館」。

どちらも評判がよく、決めかねていたんですよね。
そういうときどうしますか?
我々はコインを投げます。
今回投げたコインは100円玉。
桜が描いてあるからちょうどいい!

で、決まりました「さくらゲストハウス」!!
この怪しい運転では何時につくかわからないので、予約の電話をかけることに。
何回電話をしても宿につながらない。
しかたがないので、携帯電話の番号にかけてみました。

つながった!
しかも日本語!
陣痛で入院中!
なんか、苦しそう!

電話をかけたのはR氏。
さすがにあせってました。
さくらゲストハウスのオーナーは日本人。
奥様はキルギス人でお子さんがお2人いるということは知っていたのですが・・・
3人目出産中に電話をしてしまったみたいです。

その後、無事宿に電話がつながったのですが、電話にでたのはオーナーのお子さん(4歳)。
「部屋あいてるよ」
とのことだったので、安心して宿に向かうことができました。

そんなこんなで、今はさくらゲストハウスでのんびりしております。
漫画がたくさんあって、ネットもできて、何よりきれいです。
久しぶりにリラックスした日々を送っています。

あ、今日オーナーの奥様にお会いすることができました。
日本語がとてもうまくてこれまたびっくり。
「陣痛で入院してるなんて嘘だと思ったでしょ〜。」と笑って話してくれました。

by K

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