2012年10月6日土曜日

・・・なーい!!!

ここで小話を一つ。
ミュンヘンからケルンへ飛行機で1時間。
私の幼なじみがケルンに留学しているので、そこにお世話になることになっています。
1年ぶりかに会う友だち。
わくわくしてケルン空港へ到着しました。

預け荷物を受け取ろうと、ベルトコンベアーの前で待っていたのですが・・・
あれ??こない?
R氏のかばんはちゃんと流れてきたのに、私のかばんは出てくる気配がないです。
ベルトコンベアーも止まるし、これは噂の、ロストバゲッジ??

カウンターで「かばんがなーい!」と伝えるも、我々が乗った飛行機が最終便だということで、探すのは明日から・・・みたいな回答をされちゃいました。
いやいやいや・・・困ります!!

滞在先の住所と電話番号を控えられ、ロストバゲッジ用の用紙をもらい、友だちと合流。
ドイツでロストバゲッジって珍しいらしく驚かれました。
私も驚きました。
たった1時間の国内線のフライトですよ??

ここから毎日荷物が戻ってくるかドキドキでした。
毎朝、友だちがセンターに電話をかけてくれるのですが、でた試しがない。
2日たってもこなかったので、メールを送ってもらって待ちました。

幸いにもおみやげ系は全てmegに渡してあったので、少しは気楽でした。
けど、処方箋がないともらえない薬、風邪薬、眼鏡、SDカード、一番困るのがイエローカード。
大きくて邪魔だったので使うまでバックパックにしまっとけばいいやと思い、そちらに保管していました。
困る。再発行の仕方なんてわからない!!

怖さがピークに達した私は、いつもR氏に頼るのに自分でセンターに電話をすることに。
ドイツ語で最初話されたので、堂々と言いました。
「英語話せますか?」
・・・全然英語話せないのにね私。
「もちろん。どうしましたか?」
きれいな英語で返してくるお兄ちゃん。

たどたどしい英語を使って荷物のありかを聞いてみると
「今日ケルンの住所に送ったよ」とのこと。
ダンケシェーン!!!(ドイツ語でありがとう)
勢い良くお礼を言ってみたものの、失くしたのはそっちなんですけどね。
まぁ、いいのです。

友だちからも「今日の夜に荷物届くって連絡きたよ」と連絡がきました。
これで、私の聞き間違いじゃないことが確定。
その日の夜、無事に荷物が届きました。
どうやら、ミュンヘンに置き去りにされていたようです。

荷物がロストしないように、荷物タグの行き先は毎回確認し、自分のかばんにシールが巻かれるのも確認しています。
だけど、事故って起こるものなのですね。
たまたま、ケルンにはドイツ語ができる友だちがいて、荷物を待つ時間もあったからよかったものの、頼る人もなく、英語が通じず、荷物を待つ余裕がなかったとしたら・・・
ぞっとします。

荷物預けのリスクについて改めて考えさせられた一件でした。
本当に戻ってきてよかったー!

by K

0 件のコメント:

コメントを投稿